住宅ローンを借りるローン場合、貸し手側(銀行や保証会社など)が借り主(申し込み者)について長期間、安定して返済を続けられるかどうかを審査します。審査内容は勤務先、社会的な地位、頭金の準備状況、家族の状況、家族の収入、購入住宅が違反建築物(※)でないかなどの条件です。
民間金融機関の住宅ローン審査は、仮審査(貸し手である金融機関による審査)と本審査(金融機関に対して債務保証をする信用保証会社による審査)に分けられています。
なお、民間金融機関では、通常勤続3年以上が貸し出し条件となっている所が多く、新入社員の場合、融資が受けられない事も考えられます。
また配偶者が収入合算などにより連帯債務者になる場合は、配偶者も住宅ローンの審査対象となるので注意が必要です。
(※)購入住宅が違反建築物であるとは・・・建築基準法上の建ペイ率、容積率違反や高さ制限にかかる場合など各種の不動産法規に違反している建築物のことです。
年収負担率とは、年収に占める住宅ローンの年間返済額のことです。一般に年収負担率が25%以下であれば、安全な範囲にあると言われています。
参考文献 「ネコでもわかる住宅ローン」中経出版 畠中雅子著
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